北京三田会文化会@大山子芸術区

btap2005-07-16

  • 北京三田会

北京三田会はのメンバーは160人強。やはり北京には日本人が多いせいか、三田会の規模も大きいです。ちなみに早稲田稲門会は200人くらい居るらしく、合同新年会が開かれたときはかなりにぎやかでした。国内にいたときはそれほど三田会のありがたみを感じられてませんでしたが、海外に来るとそのありがたみを強く感じています。先日開催したテクノオリエンタリズムのスポンサーも三田会経由でしたし、デモが起こったときも皆で密に情報交換してました。風邪引いたときは、看護学科卒業の人を頼れそう。

  • 文化会@大山子芸術区

文化会は不定期に年に数回開催される三田会の文化行事。今までは中心部ケリーセンターで開催していましたが、今回は文化委員長の佐藤さんが大山子での開催を提案いただき、大山子での開催が決定しました。まず、1時半に大山子芸術区入り口の宏源公萬に集合、ギャラリーめぐりツアーを開催しました。ドイツ資本で先日シュレーダー首相も訪れたホワイトスペース、イギリス資本のチャイニーズコンテンポラリー、中国資本のロングマーチスペース、イタリア資本のギャラリーコンティニュア、そして私どものアートスペース、北京東京藝術工程を案内。参加者の多くが、気にはなっていたが実際足を運んだことがなかった、という人ばかりで、暑い中ではありましたが、楽しんでいただけました。まだまだギャラリーは他にもたくさんあるのですが、全て案内できませんでしたのでまた別の機会に是非足を運んでいただければと思っています。

  • 王建鋼さん講演会

そして、3時からは「経済」という、日本で言うと日経ビジネスに相当する経済雑誌を発行している経済日報という会社にて、チーフライタとしてご活躍の王建鋼さんによる講演会をAtCafeにて開催。報道の立場で見た日系企業のコミュニケーション特徴をテーマに一時間ほどお話いただきました。「日本企業は対マスコミ戦略が下手なのではないか」「顔の見える経営者が日本企業には少なすぎる」「日中関係はとても微妙なところがあるから、日本企業も発言に極めて慎重にならざるを得ないのが本音」など、マスコミ、日系企業それぞれから活発な議論が交わされとても有意義な講演会でした。

今後もこういった文化会を三田会という枠を超えて、大山子で定期的に開催していきたいと考えています。