深せんから香港へ

btap2005-11-20

深せんから香港へは、歩いて国境を渡り、そこから電車で中心部へ。香港は中国へ返還はされたものの、特別区で大陸から見ると外国です。一度中国を出国する扱いとなります。

今回の香港への渡航目的は二つ。ひとつは作品を購入くださった人へ作品を届ける、そしてもうひとつは香港のアートシーンを視察する、こと。

  • 香港芸術中心(添付写真)

香港の今のアートシーンの中心的存在。ゲーテインスティチュート、アニエスベーのシネマ、作品を時々購入くださっている建築事務所のオフィスなど、が入るアートセンターです。まずはここにくれば今の香港のアートの情報が全て手に入ります。隣には演劇学校もあります。たずねた際は、広州ビエンナーレの関連イベントが地下のアニエスベーシネマで開催されていました。
今回の作品の届け先もこのセンターの近く、港に面したビルの最上階にオフィスを構える会社でした。

今回は時間がなかったたのと、月曜日で閉まっているところが多かったため、他を回ることが出来なかったのですが、香港はアートに対して非常にオープンマインド、また中国に返還されてから元気がなくなったといわれているものの、賑やかさは衰えておらず、お金に満ち溢れ、消費欲をかきたてる街と感じ、将来的にも、市場可能性を感じる視察となりました。