次回の展覧会

今回の展覧会も無事開幕し、ようやく次の展覧会の準備を始められるようになりました。次回は北京大山子国際芸術祭と同じタイミングでの展覧会となるため、BTAPでは、毎年同様に日本の美術や文化を紹介できるような展覧会を計画しています。今日は、北京大山子国際芸術祭を毎回応援していただいている国際交流基金北京事務所の方と打ち合わせでした。

この芸術祭は今回で3回目を迎え、今年は2006年4月29日〜5月27日の開催を予定しております。BTAPでは1回目に建築を中心としたライフスタイル展「Modern Style in East Asia」展、2回目はテクノロジーを切り口にしたメディアアート・プロダクト展「Techno Orientalism」展、そして3回目はアニメ・マンガ文化を切り口にした「Japanimation!」展を計画しています。

  • BTAPプログラム

今回の展覧会は、スケジュールを大きく二つに分け、第一幕では、会田誠、越前谷嘉高、小林孝亘、太郎千恵蔵、奈良美智、額田宣彦、福田美蘭、丸山直文、村上隆といった日本を代表する若手作家計9名の作品30点を展示する予定です。なおこの展覧会は、現在海外を巡回中の国際交流基金のコレクション展の一環で、今回は待望の北京での開催となります。
第二幕では、Japanimation!と題し、アニメを背景とした日本の現代文化を紹介する展覧会を現在検討中で、いくつかの企業と一緒に計画を練っている段階です。
また、これらの展示を軸に、日本のサブカルチャーに影響を受けた中国人アーティストの作品の展示やイベント、ワークショップ等の開催も予定しており、来場者の方々に日本の現代美術・文化のみならず、そこから生まれている新しい美術・文化をより深く、そして楽しく堪能いただければと思っています。お楽しみに。